【写真なし】東京に生息するゴキブリ4種類と特徴を紹介!有効な対策は?
カサカサと動く姿、触覚や形が気持ち悪さの要因となり、多くの人が怯えるゴキブリ。
冷蔵庫の裏やキッチンの隅、家具家電の裏…今も部屋のどこかで息を潜めているのかも?
部屋に1匹ゴキブリが出たら30匹のゴキブリがいると言われているほど、繁殖力が高い害虫と言われていますよね。
日本には約50種類のゴキブリが生息しており、その中で関東に生息しているのは主に4種類だと言われています。 今回は、ゴキブリが苦手すぎてありとあらゆる対策を施してきた私が、「関東や東京に生息するゴキブリの種類や特徴」「有効な対策」についてご紹介します!
冬でも出るかも!?寒さに強いクロゴキブリ
名称 | クロゴキブリ |
体長 | 30-40㎜ |
生息場所 | 屋外:ゴミ置き場や下水 屋内:キッチンや洗面台などの配管周辺 |
活動時期 | 年中 |
寿命 | 2年前後 |
備考 | 飛べる |
キッチンの引き出しを開けたらクロゴキブリがいた!なんてことは今までに数回ありました。
水回りはとくにクロゴキブリの出没箇所なので、要注意ですね。
クロゴキブリは寒さに強い・下水がお好き
- 黒色に光沢がかったような外見
- 冬でも屋外で生き延びられるほど寒さに強い
- 侵入経路は、配管を通って部屋の中へ
ゴミ置き場、庭の植え込みに潜み、堂々と玄関から入ってくる場合もあるんですよ。
クロゴキブリは一生のうちに10回も産卵を繰り返し、一度に20~40個体が入った卵を産みます。
寒さに弱い!実は飛べないチャバネゴキブリ
名称 | チャバネゴキブリ |
体長 | 10-15㎜ |
生息場所 | 家庭よりも、オフィスや飲食店を好む |
活動時期 | 春~秋 |
寿命 | 半年ほど |
備考 | 飛べない |
飲食店で働いていたときは、テーブルの下に数匹いたこともあり、衛生的に良くない害虫ですよね。
クロゴキブリと比べるとチャバネゴキブリは体も小さい上に寒さにも弱く、-1℃で死んでしまうそうです。
チャバネゴキブリは薄茶色・繁殖力が強い
- 茶色い見た目で身軽そうだが、実は飛べないチャバネゴキブリ
- 一度に30-40個体が入った卵を産む。繁殖力&生命力が強い
- 2㎜のすき間を通り抜け、多方面から侵入する
チャバネゴキブリは小ぶりな体型のため、素早く隠れることが得意で駆除しにくいゴキブリ。
先祖代々、繰り返し殺虫剤を浴びてきたことによって耐性が付き、市販の殺虫剤が効かない可能性もあることが近年問題となっています。
光沢のない黒!減少するヤマトゴキブリ
名称 | ヤマトゴキブリ |
体長 | 25-35㎜ |
生息場所 | 屋外:雑木林、森、公園 屋内:農家、市場 |
活動時期 | 年中 |
寿命 | 3~5か月 |
備考 | 羽が短い・飛べない |
家庭ではあまり見ることのできない貴重な存在、ヤマトゴキブリ。
「なんでこんなところに?」公園や木の近くにいるゴキブリは、樹液を好むヤマトゴキブリかもしれませんね。
ヤマトゴキブリは細いフォルム・個体数が減少?
- クロゴキブリに似ているが、光沢のない黒・スリムな体型をしている
- 江戸時代までは、日本の屋内にいる唯一の種類だった歴史あるゴキブリ
- 日本の雑木林の減少などが原因で、ヤマトゴキブリは減少しつつある
北海道や東北など、比較的寒い地方でも出没するので、寒さにも強いゴキブリなんですよ
一般的なゴキブリは、1回の交尾で一生分の卵を産めると言われていますが、実はヤマトゴキブリ、なんとメスとオスが交尾することなく産卵できてしまうのです…!
とにかくデカい!王者ワモンゴキブリ
名称 | ワモンゴキブリ |
体長 | 30-40mm |
生息場所 | 地下や下水道、食品倉庫 |
活動時期 | 春~秋 |
寿命 | 3年前後 |
備考 | 飛べる |
名前の由来は、体の模様である「輪紋」から名付けられました。
あまり家庭では見かけることは少ない種類のワモンゴキブリですが、九州地方や暖かい地下街では多く生息しています。
私が目撃した池袋のマンホールから這い出てくる姿は、今も忘れません。
大きい個体ですから、武器なしで戦うのは不可能ですよね。私が人生で一番、逃げ足の速さを発揮した瞬間でした。
ワモンゴキブリは寒さに弱いけど、最も大きい
- 茶色の見た目。関東で見られるゴキブリの中では、最も大きいサイズ
- 寒さに弱いため比較的暖かい地下街や下水を好む
- 体には厚みもあり、触覚が長い
産んだ卵を隠すために、唾液で食べカスを固めてカモフラージュして卵を守ります。
ワモンゴキブリはどのゴキブリよりも賢く、体は大きいし寿命が長いんですよ!
ゴキブリ界の王者とも言えますよね。
ゴキブリさよなら!有効な対策は?
まずは、家にゴキブリを寄せ付けないことが大切ですね。基本的なゴキブリ対策5つをご紹介!
- サッシや配管の隙間を作らない。(2㎜の隙間も通り抜ける)
- 食べ物やエサは密閉する。(ゴキブリは雑食性であることを忘れずに!)
- 段ボールは放置しない。(暖かい場所を好み、卵を産む)
- 水まわりは清潔を保つ。(水場はゴキブリが大好きな場所)
- 定期的に掃除をする。(髪の毛や食べカスなどがエサになる)
ですが近年、殺虫剤が効かないゴキブリや、新種のゴキブリも発見されているんですよ。
ゴキブリの進化に合わせて、私たちも有効な対策を早めにしておきたいですね!
屋内外での対策を詳しくご紹介します!
おすすめゴキブリ対策まとめ
屋内 | シンク下配管の隙間を、マスキングテープで埋める ゴキブリがいなくなるスプレーを定期的に撒く ハッカ油やハーブの植物を置く なるべく床に物を置かず、隠れる場所をなくす |
屋外 | 玄関ドア・窓付近に、置くタイプの駆除剤を配置 エアコンドレンホースは専用キャップを付ける 網戸は必ず右側にする (左側にしていると、窓を開けたときに隙間ができ侵入されます) |
以前、カーテンを開けたら上からゴキブリが降ってきて、素足で踏んでしまったことがあります。それがトラウマとなり、ありとあらゆる対策をしてきました。
「配管の隙間をマスキングテープで埋める」「網戸を右側にする」
この2つをやっただけで、一切ゴキブリがいなくなったので、まずは色々と試してみると良いかもしれませんね。
対策をしても改善が見られない場合は、業者にお願いしたほうが良いかもしれません。
東京に生息するゴキブリの種類と特徴まとめ
いかがでしたか?この記事では、
- 寒さに強い、クロゴキブリ
- 実は飛べない、チャバネゴキブリ
- 個体数が減少している、ヤマトゴキブリ
- ゴキブリ界の王、ワモンゴキブリ
関東に生息している4種類のゴキブリの特徴についてご紹介しました!
対策では、部屋を清潔に保つことや、隙間を作らないことが最も効果的と言えます。万全な対策をしてもどこからかやってきますから、その際は慌てず冷静に駆除できるような覚悟も必要ですね…!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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